建設発生土有効利用
1.官民マッチングシステムによる公共工事への建設発生土有効利用
当社は、国土交通省が実施している『建設発生土の官民マッチングシステム』を活用し、民間工事の建設発生土を公共工事に有効利用しています。
これは官民双方の工事にとって大きなメリットとなる一方で、実際に工事間利用を進める上では、関係事業者様との協議や、土質、工程などの条件の擦り合わせ、品質の管理等、多くの労力が生じます。弊社はこれまでの経験を踏まえ、こうした工事間の利用調整を行います。また受入側機関から要求される内容についての助言、協定書締結に必要となる支援も行います。
なお、公共工事への有効利用の条件が合致しない場合でも、協力会社のネットワークを通じ、民間の受入地への搬出計画についてご提案をさせていただきます。
2.基準超過土(汚染土壌)処理の斡旋
基準超過土の搬出が見込まれる場合には、専門の処理先への搬出計画をご提案させていただきます。処理先によっては日々の受入土量が限られていることもあるため、当社で搬出工程を十分に把握した上で、適切な処理先を選定いたします。
また、海上輸送による搬出計画や関東一円の複数の処理先への輸送手段と併せて計画することにより、搬出工事の工程に沿ったご提案をいたします。
3.土砂を必要とする工事への建設発生土の仲介・調整
事前に受入れを希望される土砂の品質基準や受入工程等の条件について十分にヒアリングをさせて頂き、その上で土砂の搬出が見込まれる工事との仲介・調整を行います。
事業の仕組み
当社は、案件毎に発生元の掘削工程及び土質等を正確に把握し、搬入土砂が受入側条件(土質・場内作業ルール他)に適合しているかを日々細かく管理し、土砂の品質確保に全力を傾注しております。
主な受入地(埼玉県吉川地内、千葉県流山地内、さいたま市桜区下大久保地先、茨城県水海道市地先他)
搬入土砂盛土整形及び盛土実測状況